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RWAとは(今後の動向 / おすすめの仮想通貨)

暗号資産は知られているだけで15,000種類ほどあるといわれています。最も有名なものはビットコイン(Bitcoin)ですが、ビットコイン以外の暗号資産はアルトコインと呼ばれています。

前回の記事ではアルトコインの選定ポイントについて説明させてい頂きましたが、そこでも触れた、RWAというカテゴリーに属する暗号資産について書いてみたいと思います。

RWAとはReal World Assetの略で、暗号資産のカテゴリーを表します。株や債券等の有価証券や不動産、アート作品、トレーディングカード等の実物資産をブロックチェーン上でトークン化したもがRWAです。
例えばモナリザの絵画は世界にひとつだけしか存在せず、かつ高額であるため個人で購入することはまず不可能ですね。しかし、これをRWA化した場合、絵画の時価総額を例えば1/1,000に分割し、そのそれぞれを競売にかけるといったことが可能となります。
また、コーヒーは現在フェアトレードという施策により生産者を保護しながら流通させるような取り組みがなされています。これをRWA化することができれば、農家から消費者までの流通過程がオープンになり、誰でもトレース可能な状態にすることができます。
ワインをRWA化して販売すれば、取引や送金のコスト削減に繋がり、送金時間も著しく短縮できることになります。
このようなRWAと呼ばれるカテゴリーに属す暗号資産は社会を変革するポテンシャルが秘められており、投資対象としても注目を集めつつあります。
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BITPOINT

RWA :Real World Assetの将来性

暗号資産・ブロックチェーン基盤で何ができるかもっとも実現性の高い分野は何かといったことを考えた場合、真っ先に挙げられるのはRWAでしょう。

インターネット以来の革新技術と期待されている暗号資産・ブロックチェーン分野で最初に社会実装される(されやすい)のはRWA分野だと考えられます。

暗号資産は金融との親和性が高く、ブラックロックやフィデリティなど世界最大規模の資産運用会社がいち早くその革新性を見極め、取り組みを始めています。そして既存金融の仕組みは柔軟にブロックチェーン上へ実装することが可能であり着々と開発が進展しています。

株式や債券をRWA化すれば、証券取引所が閉じている時間帯でも24時間365日、いつでも取引が可能になります。しかも、中央集権的な管理から外れ、ブロックチェーン上で自律分散的に運営されるためセキュリティレベルも向上し、安全に資産状況が記録されます(台帳化されます)。また、中央集権取引所を介さず取引できることから手数料も低下し、個人間同士(ピアツーピア)でのやり取りだって可能になります。

今ある仕組みをブロックチェーン上に実装しやすく、かつ金融分野の巨大資本介入により莫大な資金が流れ込んでくる。RWAが最初に社会実装されるだろうという理由はここにあります。

<仮想通貨取引所 OKCoinJapan

おすすめのRWA銘柄(アルトコイン)

始動したばかりのRWA、だからこそ今後の伸びが期待できる有力な分野であることは間違いありません。

しかし、冒頭でも述べた通りアルトコインは星の数ほど存在しています。これらのなかにはRWAと言いながらまったくプロジェクトが進行していないものも数多くあります。

では具体的に投資対象として期待されるRWA分野のアルトコインには何があるのかについてご紹介していきたいと思います。

Avalanche (AVAX)

RWAに分類されるアルトコインのなかで、時価総額最上位の銘柄がAVAXです。

AVAXはレイヤー1でもあります。レイヤー1とはブロックチェーンのベースレイヤーであり、AVAXチェーン上でDefiなど様々なエコシステムが構築されています。

レイヤー1ブロックチェーンとは

ブロックチェーン技術の基盤となる階層。レイヤー1にて基本的な機能(分散型台帳やトランザクションの検証など)を受け持っている。レイヤー1ブロックチェーン上では、さまざまなアプリケーションが搭載されエコシステム(経済圏)が発展する階層となる

Avalancheチェーンは高速トランザクション処理が特徴で、そのネイティブトークンがAVAXです。

コンセンサスアルゴリズムはプルーフ・オブ・ステーク(PoS)で、イーサリアムと互換性があるブロックチェーンとなります。

またAVAXチェーンではカスタムブロックチェーン(サブネット)の開発が可能であり、トークンやネットワーク運用規則などを設定して、AVAX上に独自の分散型ネットワークを構築することもできます。

AVAXチェーンは数多くのプロダクトに利用されていますが、そのなかでも特に目を引くものがRWAとなります。

AVAX

ネイティブトークンであるAVAXは手数料の支払いやステーキング、サブネットでの通貨単位などに使われています。

またAVAXはビットコインやイーサリアム、ソラナに続くETF銘柄としても期待されており、将来の資金流入がさらに期待できる銘柄でもあります。

Avalancheのプロダクト進行状況

Avalancheの高速高性能なブロックチェーンでは様々なプロダクト・大手企業との連携が進んでいて、投資するうえでの重要な判断材料になると考えられます。

米カリフォルニア陸運局,AVAXチェーンにて自動車所有権登録デジタル化車の所有権利書の車両名義をデジタルで追跡・管理、陸運局や郵便局に行く手間が省ける 2024.7
日本でセキュリティトークン事業などを行っている株式会社デジタルアセットマーケッツがAva Labsとの基本合意書を締結 2024.7
デジタル資産取引会社Portofino Technologiesのプライベート・クレジット市場「Clearpool Prime」ローンチ 2024.5
Citi(シティ)は、プライベートエクイティファンドのトークン化に関するPoCを実施しSpruce Subnetを使用 2024.4
グレースケールの「ダイナミックインカムファンド」へ組み込み 2024.3
中国アリババの決済サービスAlipayとWeb3クーポンプログラム実証実験 2024.03
韓国大手ゲーム開発NEXONと提携(RPGゲームオンチェーン化)/ PGゲーム「メイプルストーリー」のオンチェーンバージョンを制作 2024.03
JPモルガンRWA実証実験に採用/ JPモルガンは、WisdomTreeが提供するファンドの募集と償還に関する概念実証(PoC)を行い、「Avalanche Evergreen Subnet」に接続 2023.11
PontaのWeb3サービスに採用 2023.09
Alibabaのメタバースに採用 2023.05
MasterCardのWeb3プロジェクトに協力 2023.4
Amazon AWSと提携 2023.1

Chainlink (LINK)

ChainlinkはWebアプリケーション、Paypal、API、銀行口座などの決済や市場データ、金融システムを、他のブロックチェーンに繋げる機能を担います。

Chainlinkは分散型オラクルネットワークRWAとして開発されているブロックチェーンです。

そしてChainlinkはRWA銘柄のなかでは、Avalancheに次ぐ時価総額のアルトコインであり、それだけ世界中の投資家が目を付けている対象であるといえます

分散型オラクルとはデータの正確さを複数のオラクル(分散型オラクル)で検証することによりデータの信頼性を担保する機能です。ブロックチェーンがネットワークの外部とデータをやりとりすることを仲介するための機能であり、Chainlinkはブロックチェーンの外部から必要に応じてデータを取り込み(または他のチェーンに供給)する役割を担います。

複数の情報源からをデータを収集し、分散化されたノードにより構成されているChainlinkは単一障害点がなく、安全なオラクルだとされています。

SWIFT(国際銀行間金融通信協会)と提携

SWIFTは銀行間の国際送金を可能にするための通信ネットワークを提供すしている非営利法人です。この銀行間の送金ネットワークには世界200カ国超の11,000以上の金融機関が接続し、あらゆる国際決済がSWIFTを通して行われています。

そして、ChainlinkはSWIFTと提携してRWAなど各種プロダクトの開発を行っています。

Chainlinkのプロダクト進行状況

分散型オラクルプロジェクト Chainlink が DePIN プロジェクト Chirp と提携 2024.7
資産運用大手フィデリティ・インターナショナルおよびデジタルバンキングのシグナムと提携し、純資産価値(NAV)データをオンチェーン化 2024.7
APTSへCCIP提供 2024.6
世界最大の証券清算・保管機関DTCCチェーンリンク(LINK)を活用した「Smart NAV」の実証実験 2024.5
クロスチェーンブリッジ「Transpoter(CCIP上に構築)」発表 CCIPSWIFTとの相互運用を行うプロトコル 2024.4
オーストラリア大手銀行RWAトークン取引実証 2023.9
SWIFTでのトークン化した資産移動実験 2023.8
住友商事/ボーダフォンと貿易系相互運用性実証 2023.1
米最大手仮想通貨投資企業「グレースケール」がDigital Large Cap Fund」にLINKトークンを組み入れ 2021.4
SWIFTと提携 2022

Ondo Finance (ONDO)

2024年1月に取引所大手のコインベース(Coinbase)でローンチされて以来、一気に時価総額トップ100位以内に躍進しています(2024年8月時点で60位)。

なんといっても資産運用世界最大のブラックロックとの協業により、さらなる今後の価格上昇が見込まれるであろう銘柄です。

機関投資家向けにブロックチェーン対応の投資商品を提供するOndo Financeは、利回り商品の準備資産として、ブラックロックによるトークン化投資ファンド「BUIDL」を使用しています。

このようなブラックロックと方向性を合わせた戦略により、機関投資家を中心にOndo Financeのプロダクトが認められ資金が流入していると考えられます。

また、レイヤー1ブロックチェーンAptos(APT)ファウンデーションとの戦略的提携など、次々に有力なプロダクトとの協業・提携も進んでいます。

更には米国短期国債を裏付けとしたUSDY(ステーブルコイン)も発行し、暗号資産の主要分野に触手を伸ばしつつあります。

更に今後最大手のバイナンス(Binance)でも上場を果たせば、更に資金が集まり大きく価格上昇していくだろうといった楽しみもありますね。

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最後まで読んでいた頂き、誠にありがとうございます。

RWAに関連した暗号資産は他にも存在しますが、今回は特に投資目線で期待できる銘柄を紹介させていただきました。

 

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