<立ち行かなくなる飲食店の経営(打開の糸口)>

コロナの蔓延で日本のみならず、世界中の飲食店が大打撃を被っています。そうしたなかでも、家飲みでは飽き足らず、どうしても外へ飲みに行きたいといった欲求は根強いものです。

そうです。仲間と飲みたいとなれば、たとえ一人でも、家ではなく外で飲みたいという需要がどれほどのものか、日々流れるニュースなどで皆さんもご存じだと思います。

飲みに行きたぁ~い

規制される飲食店

しかしながら、どれほど飲食の欲求が強く、大きな需要があったとしても、蔓延防止に関する規制があるなかで店舗家賃を払い続け、店員さんを雇い続けることには限界がありますよね。

このような状況下では、体力のある大きな企業でさえ資本主義社会の中においては泣く泣く廃業を迫られるケースも多くみられます。

従来の業態では事業経営が困難?

「今を乗り越えることが出来れば、あと1年頑張れば。」、大なり小なり酒を提供する飲食店経営者の方々は必至で頑張っている姿も多々報道されています。

本当にあと1年でもとの社会に戻ることが出来るのでしょうか?

答えは誰にもわからない

日本のみならず、世界中の飲み屋さんが苦しみ悶え、それでもどうにもならず淘汰されていく姿は、いかに競争社会、弱肉強食の資本主義のなかにあってもあまりに悲惨な状況です。

しかも、いつまで続くのか、有能な経営者でも、政治家でも、免疫学者でも、答えは誰にもわかりません。

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発想の転換が必要です

外飲みしたい、家のみだけでは気分転換にもなりやしない。

そうです。需要があるのに経営が継続できない。なぜでしょうか?

いくら補助金がでるといっても、それだけでは店舗家賃すら賄えないお店も多くあるはずです。しかも、人の流動性が下がり来店客を見込めないために従業員を雇うこともできない。

でも需要はあるのです

だとすれば、シンプルに考えてみてはいかがでしょか?

店舗家賃人件費を最小限に抑える

人件費をかけずに、しかもそれほど広い店舗でなくても居酒屋を経営できる。そんな都合の良いものがあるとしたら如何でしょうか?

特に目新しいものではない業態

昔の酒屋さんの風景を思い出してみてください。

若い方には馴染みがないかもしれませんが、夕方になれば店先に縁台を置いたり、または店内の小さなカウンターで近所のおじさんたちがワンカップとか缶ビールを開け、気軽に一杯やっていたものです。

ワンカップだけではなく、お店にある一升瓶からコップにお酒を注いでもらえる店もありました。

つまみはソーセージや缶詰の魚。お酒も食べ物も酒屋さんで買ったものです。そのまま家に帰れって飲めばいいのかもしれませんが、たとえ数分で帰宅できる場所だとしてもお店で飲んでしまうのです。

やっぱり楽しいですよね!今日いちにちのを思い起こし、ほっと一息つける空間です。仲間がいればよもやま話に花が咲きます。

そんな酒屋さんの風景を今風にアレンジしてみては

何人かが店先でお酒を楽しんでいたとしても、別にそこには飲み屋さんを切り盛りするような従業員はいません。特別に居酒屋として店舗を構えている訳でもありません。

ただ単に店先のチョットしたスペースを利用してみんなが楽しんでいるだけです。

人件費といっても、酒屋の女将さんや旦那さんがワンカップを販売しているだけですから会計の時だけレジ前に行けばいいのです。その時以外は少し奥まったちゃぶ台で家族と夕食を取ったり、野球放送をテレビてみているような懐かしい光景を知っている人もいるかと思います。

小さなスペースで無人化を検討する

ここまで読んでいただければ、察しがつくと思いますが、酒屋さんの風景を無人店舗にアレンジしてみましょう。

酒屋さんではなくともいいのです。

小さなスペースに自販機や、ファミレスにあるようなドリンクバーのような機器を設置しお酒を販売します。

 おつまみに困ることもありません。

 

小さなスペースで無人化を検討する

ここまで読んでいただければ、察しがつくと思いますが、酒屋さんの風景を無人店舗にアレンジしてみましょう。

酒屋さんではなくともいいのです。

小さなスペースに自販機や、ファミレスにあるようなドリンクバーのような機器を設置しお酒を販売します。

 

おつまみだって自販機があれば何でも提供できます。

おでん缶なんてあれば、日本酒でもビールでも進みますよね。

最近は各地のアンテナショップでその土地ならではの名産品を缶詰にして販売しています。そうしたものを自販機で販売すれば人気が出るとは思いませんか?

お酒にしても、全国各地の地酒がワンカップで売っていますので、それを取り揃えれば

・・・なんだかその店に行ってみたくなりますよね!

省スペース多店舗展開・24時間フル営業だって可能

自販機やちょっとしたテーブルが置けるような小さな店舗で営業できるため、軌道に乗れば多店舗展開だってかできるでしょう。

しかもネットビジネスのごとく、工夫次第では24時間・365日稼ぎ続けます。なんといっても、従業員が常駐する必要がないのですから。

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衛生面には気を付けましょう

従業員を常駐させることがないとしても、店内を清潔に保つことは重要です。

定期的に店を巡回し、しっかりと清掃することはとても大切なポイントです。お客様は皆さんお酒を楽しみますから、ちゃんと店内をきれいにしておかないと、あっという間に不潔になってしまいます。

また、浮浪者などが住みつかないようにするためにも巡回は必要です。

人件費と言えば、この巡回・清掃と自販機への酒やおつまみの補充程度です。
多店舗展開した場合は、巡回や清掃手順を定めたうえで、外部委託することも可能です。

感染対策はしっかりと

それともうひとつ、忘れてならない対策として感染対策があります。

カウンターやテーブルに仕切りを設けたり、持ち出されないよう固定された消毒用ディスペンサーを設置しましょう。

無人・立ち飲み居酒屋

いかがでしょうか?

経費と言えば、自販機へ補充する酒とつまみ、光熱費、小さな店舗の家賃、あとは巡回清掃費だけです。あとは、以下に店舗を魅力的に見せることが出来るかの工夫次第化と思います。

無人化故に荒らされないで、お客様に丁寧に使ってもらうためにも交番のそばで運営するのもいいかもしれませんね。

貴方のお役に立てることを願ってます!

この記事が起業・副業、またはビジネスが発展するきっかけになれば幸いです。

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