FMSが販売しているFCXシリーズは、これまで1/24サイズのスケールモデルがラインナップされてきました。そして、2023年10月、新たに1/18サイズのLC80が加わりました。
私は以前ランドクルーザー80のシルバーに乗っていたことがあり、特別な思入れがあります。頑丈な車なので30万キロ以上は走って、とことん乗り潰そうとしていたのですが、東京都発のディーゼル規制が関東一円に広がり車検が取れなくなってしまいました。
この愛着あるLC80、実車は泣く泣く手放さざるを得なかったのですが、FMSより完成度の高いスケールモデルとして、かつクローラーとしてのスペックも兼ね備えたマシンがリリースされました。
FMS LC80 (Traxxas TRX-4Mのライバル)
ホイールベースは160mmです。これはTraxxas TRX-4Mとほぼ同一のサイズですね。
ホイールベースのみならず、全長や横幅をみても、またスケールモデルとしても、FCX LC80はTRX-4Mと競合するモデルであることは明白です。
しかも、箱だしのストックスペックでメタルリンケージやメタルステアリングロッド、オイル充填済みメタルショック、2スピードギヤ、ポータルアクスル、フルボールベアリング、LEDライトフル装備などフル装備です。
TRX-4Mは販売戦略的にこれらはアフタパーツとなっていて、あとから同じだけのパーツをそろえようとすると本体価格に加えて2万円以上の投資が必要となります。しかし、FMSは最初からこれらのパーツが標準で備わっています。それで価格的にはTRX-4よりわずかに本体価格が高いだけなのです。FMSの意気込みが感じられます。
もちろんTOYOTAライセンスボディで、完成度の高いスケールモデルです。
そして、FCX18 LC80は最初からクローラーを意識したセッティングが施されています。ここもTRX-4Mだと後から自分でパーツを買い足してアレンジしなければならない部分です。
FCX80 LC80のスペックを確認してみましょう
世界中の多くのFMSファンが既にアンボックスやディティールについては紹介済みですので、それほど前置きは必要ないかもしれません。
カラーバリエーションは、ブルーのツートン、イエロー、シルバーです。
私は冒頭でも書きましたが、実際に乗っていたのと同じシルバーにしました。
FCX18 LC80のシャーシ
もしかしたらサイズは違うのかもしれませんが、シャーシはFCX24とかなり似ていると感じます。何気にFMSやFCX18と白でペイントされているのがかっこいいです。
メタル製の4リンクサスペンション
最初からメタル製になっているのが嬉しいですよね、余分な追加費用が発生しない。
ステアリングロッドも最初からメタル製
ここもあえて弄る必要がありません。写真にあるサーボホーンを別途メタル製に変えるくらいでしょうか。
ポータルアクスル
確かTRX-4Mはストレートアクスルだった気がしますが、FCX18はポータルアクスル。これでクローリングの際のギャップ乗り越えが有利になりますね。
オイル充填済みのメタル製ショック
ショックはやはりプラ製では物足りない。1/18サイズなので重量的にそれほど強度は必要ないかもしれませんが、それでもやはりメタル製のほうが所有欲も満たされます。
タイヤ
タイヤもありきたりの市販のものではなく、オリジナリティのあるパターンをもった、しかもとても柔らかいゴムで出来ています。実際に外で走らせてみてグリップ力を試してみたいと思います。
FCX18 LC80 走行動画
さて、このLC80がどんな走りを見せてくれるのか。別途、走行動画をアップしていく予定ですのでご期待ください。
メタルホイールを装着
本来であればストックの状態で走らせてみてもよかったのですが、FCX18 LC80が発売されて既に2か月以上たってしまいました。その間、箱出やデフォルト状態での走行はYouTubeで既にたくさん視聴してしまったので、最初から少し弄ってみたいと思います。
とはいっても、手持ちのホイールに変えてみるだけですが・・・
ストックのタイヤが4つで61.4g、右側のタイヤが147.4gなので86g足回りの荷重がアップしてました。これがクローリング性能が更に上がることを期待しています。
さっそく取り付けてみましょう。
少し太めのタイヤです。直径もほんの少しだけアップしています。デフォルトの状態だとタイヤが小さくボティとの間の隙間が大きかったように感じたので、このくらいでちょうどいい気がします。
シルバーボディに黒のアルミホイールもマッチしている感じがします・・・
ではでは、次回のブログでは走行動画をアップしてみたいと思います。
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