プチルゴムってご存じでしょうか?
これってクローラーなどラジコンカーの組み立てにとても役に立ちます。
何がすごいかっていうと↓
- パーツや配線をしっかりと固定できる
- パーツと配線のつなぎ目を保護できる
- 防水効果がある
- 形成しやすい
- あとから剥がすこともできる
プチルゴム
まずは写真から。
こんな感じで売られています。
これを適当な大きさにちぎって、粘土細工のように指先で形成しながら必要な箇所にくっつけるだけです。
接着剤のように固まるまでに時間がかかる訳でもないし、形成が失敗したり、後から剥がしたくなったら、配線等を気づ付けないように丁寧にプチルゴムを取り除くこともができます。
シューグーでも同じようなことは出来るかもしれませんが、接着剤系だとすぐに固着しないとか、指で形成するとネバネバになってしまうことがあります。
LEDライトの固定にプチルゴム
例えば、LEDライトの固定に便利です。写真のような感じに簡単に固定できます。
しかもゴムなので黒色です。そのため光漏れも防止できます。
拡大してみると
私の不器用な指先でも、このようにLEDライトが固定され光も漏れてきません。
配線の固定にもプチルゴム
ラジコンカーのボティ裏側にLED配線を固定るときってテープでもいいのですが、LEDライトを固定したついでにプチルゴムを使っても簡単に固定できます。
小さく丸めて引っ付けるだけでちゃんと固定できます。
サーボ配線の保護にもプチルゴム
アクスルにサーボを直接のセルタイプだと、地面とサーボが近くなりますよね。なんか走らせているうちにサーボの配線をひっかけて断線させてしまうといった心配はありませんか?
こんな時にもプチルゴムです。
下記の写真の赤丸で囲んだところが配線の付け根(サーボから配線が出ている部分)です。
RYFTの底面から映した写真なのですが、とても地面に近い部分にサーボがあります。
これをプチルゴムで補強しました。防水効果もあります。
それと青い丸で囲んだところは、配線がブラブラしないようにプチルゴムで筐体に止めています。固定した配線が走行中に外れることはありません。
ウィンチにもプチルゴム
サーボと同じようにウインチの配線出口部分にもプチルゴムを使ってみました。
受信機の防水にもプチルゴム
VS4-10では受信機をシャシーに乗せて固定してたので、ご覧のように浸水しそうな部分をプチルゴムで防水しました。
受信機の基盤をマニュキュアのトップコートでコーティングする方法もあるらしいのですが、シンナーで基盤が解けて端子が外れやすくなる可能性があるので・・・プチルゴムのほうが安心かもしれません。
ただしドローンの場合はプチルゴムの重さがハンディキャップになるので基盤専用の防水用コート剤を使います。
受信機用ボックスのシールドにもプチルゴム
受信機がボックスに入るタイプのマシンなら、そのボックスのシール剤にもプチルゴムが使えます。
こんな感じにプチルゴムを細長く延ばしてシーリングとして使います。
プチルゴムってどこで売ってるの?
プチルゴムで検索するといろんなところで売っているみたいです。
なんどか購入して気がついいたのですが、製品によって品質が違いました。個人的には柔らかくて形成しやすいプチルゴム をお勧めします。モノタロウとかAmazonで売っています。
熱収縮スリーブの代用にはプチルテープ
配線同士、またはコネクタとケーブルを配線接続する際に熱収縮スリーブを使いますよね。
でも、真剣にはんだ付けをして「やった、完璧」と思った矢先に「熱収縮スリーブを通しておくのを忘れた」という経験はありませんか?
こんな時に心配ご無用。ハンダをはがして配線をし直す必要はありません。
このプチルテープはプチルゴムのような粘性はなくスベスベしています。これを配線に適度に巻き付ければ自然に固まってくれます。
もちろんゴムなので柔軟性もあるので配線ケーブルの接続箇所がビニールテープを巻いたときのように固くなることもありません。
お値段も400円しないので、試しに使ってみてください。
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