【RCオフロード組立セッティングノート】
ラジコンカー初心者が初心者目線で組み立てやセッティングについて解説していきます。
こんかいは、ドローンやラジコンカーの組み立てに何かと便利なSHOE GOO(シューグー)の活用方法についてです。
みなさん、SHOE GOO(シューグー)使っていますか?
ある程度経験を積んでいる方であれば、いまさらの情報かもしれませんね。でも初心者の私からしたら「えっ、こんな使い方もあるんだ」なんて目からウロコの気づきなどを含めてお伝えしてみたいと思います。
SHOE GOO(シューグー)とは?
そもそもの用途ですが、SHOE GOO(シューグー)は靴底補修用の接着剤です。
乾燥後は柔軟性を保ちながらも十分な接着強度を維持することができるため、スニーカーなどの修理に適しています。
また、必要に応じて接着後に剥がすことが出来るのも嬉しいポイントです。
SHOE GOO(シューグー)
- 乾燥後に柔軟性が保たれる
- 接着強度が高い
- あとから剥がすことが可能
特に柔軟性があるというのが激しい動きのあるラジコンカーには適しています。
SHOE GOO(シューグー)の種類
SHOE GOO(シューグー)は30年以上前から売れ続けていて、その時々で様々なバージョンが発売されてきました。
そのなかでもラジコンカーやドローン製作に適している3種類をご紹介させていただきます。
Sports GOO(スポーツグー)
まずは写真から。
クリアタイプで目立たず、接着強度もそれなりに高いのでRCカー用途として最もポピュラーなタイプです。
SHOE GOO DF(シューグーDF)
SHOE GOO DF(シューグーDF)は粘性が低いため薄く塗ることが可能です。
1/24サイズ等の小型RCカーでボディなどバネ上重量を低く抑えたいときなどに重宝すると思います
SHOE GOO S(シューグーS)
ヘアドライヤーやヒートガン(熱収縮チューブ等で利用)を使うことで乾燥時間を短縮させることが可能なタイプです。急ぎの補修などで使えると思います。
SHOE GOO(シューグー)の使用方法
とても簡単で、SHOE GOO(シューグー)のチューブから必要量をヘラなどに取り補修箇所に塗るだけです。
また、SHOE GOO(シューグー)を塗った後にそのまま少し時間をおいて表面が固まってきたころ合いを見て指先で成型することもできます。ヘラだけでうまく塗りずらい箇所などでやってみてください。
SHOE GOO(シューグー)の活用方法
さて、それではどんな場面でSHOE GOO(シューグー)が活用可能なのか、いくつかパターンをご説明してみたいと思います。
ポリカボディの補強
ステアリングを切るたび、または走行中の車体の上下動でタイヤとポリカボディが接触しがちな箇所を、ボディ裏側からシューグーを塗って補強できます。
グラスメッシュテープとの併用
グラスメッシュテープを補強箇所に貼り、SHOE GOO(シューグー)を塗ることで更に強度を上げることが出来ます。
ただし、どうしてもボディが多少重くなってしまいます。
ポリカボディの連結
ピックアップタイプ等のボディを加工するとき、ボディのキャブ部分と荷台部分を連結したい場面ってありますよね。
またはトラギー化するためにキャブと荷台側のベッドを繋ぎたいとか。
方法はいろいろあるのだろうと思いますが、選択肢の一つとしてグラスメッシュテープとSHOE GOO(シューグー)を使った連結も可能です。
ボディマウントホールの補強
ボディマウントポスト用の穴をポリカボディの裏側から補強することも可能です。
ポリカボディの裏側、マウントホール(青○)の周囲(赤●)部分をメッシュテープとSHOE GOO(シューグー)にて補強します。
あまり厚く塗ってしまうと高さが変わってしまうので注意が必要です。
サーボやESCの補強・防水
サーボ本体と配線接続部やESCセンサーワイヤの根本部分にSHOE GOO(シューグー)を塗っておけば、走行中の振動による接続不良を防止することが出来ます。
また、サーボやESC本体の防水対策にもなります。
LEDライトの補強・防水
LEDライトでかっこよくドローンやラジコンカーを仕上げるときにもSHOE GOO(シューグー)は活躍します。
特に屋外で飛ばすドローンやオフロードラジコンカーの場合、振動による接続不良や防水対策に効果を発揮します。
ライトバケットの固定
ラジコンカーの場合ですと、ライトバケットなどのパーツでボディ裏側からLEDライトを装着しますよね。
ライトバケットを小さなネジなどで固定するのが困難な時はSHOE GOO(シューグー)を使えば楽に装着できます。
またメンテナンスでライトを外したいときもSHOE GOO(シューグー)ならペリペリと剥がすことが出来ます。うすめに塗っておきましょう。
光漏れ対策にも
せっかくLEDライトでかっこよく仕上げても、テールライトの赤い光が車体の窓から見えてしまうこともありますよね。
そんな光漏れを防止したいときは、黒いタイプのSHOE GOO(シューグー)もあるので使える場合があるかもしれません。
配線の固定(ホットボンドやテープの代用)
LEDの配線って皆さんどんな方法で固定していますか?
車種によっても固定方法に違いは出ることもあるかもしれませんが、ポリカボディの裏側にテープ止めしたり、ホットボンドで配線することが多いのではないでしょうか。
テープ止めは後から剥がせるという利点はありますが雑に見えてしまいますよね。
そんなとにきにもSHOE GOO(シューグー)は活躍します。テープやボンドの代わりに少量のSHOE GOO(シューグー)でボディ裏側に配線を固定できます。
LEDライト配線根元の補強
ボディへのLEDライトが固定出来たら、ライト根本の配線接続部分にもSHOE GOO(シューグー)を塗っておけば補強と防水対策になると思います
ネジロック剤の代用
ネジロック剤は種類によって樹脂パーツを溶かしてしまうものがあります。もちろん、専用のネジロック剤を使えば問題ないと思いますが、手元にないときSHOE GOO(シューグー)で代用可能です。
また、緩みは防止したいがネジロック剤ほどガッチリ固めたくない場合にもSHOE GOO(シューグー)が使えます。
ネジの先端に適量のSHOE GOO(シューグー)を爪楊枝などで塗ってから絞め込みます。
ドローンのVTXとアンテナの接続部分にも
VTXとアンテナの接続コネクタもだんだんルーズになってきますよね。
飛行中にアンテナが外れるとFPVゴーグルに画像電波が届かなくなり制御不可、ドローンのロストということになってしまいます。
そうしたトラブルを回避するためにも、軽くSHOE GOO(シューグー)で補強しておきます。
SHOE GOO(シューグー)の活用は以上の通りです。
こんな感じでラジコン初心者の私が「初心者目線」で組み立てやセッティングに関する情報を不定期配信していきたいと思います。
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