みなさん、こんにちは。いつもハーブ・サプリ関連のブログをお読みいただきありがとうございます。
このブログサイトではいろいろなハーブやサプリメントの紹介をしていますが、今回の記事では、私自身がどんなハーブやサプリメントをどんなタイミングで利用しているかについて紹介してみたいと思います。
ハーブやサプリメントが心や体に効果があることはわかるのですが、朝飲むのか、夜に飲むのか、食前がいいのか、食後がいいのかなど迷うことがあります。
はい。
普段私自身が試している体験談なども交えながらお伝えしてみたいと思います。
ハーブやサプリメントを摂取するタイミングと1日のサイクル
それで早速始めてみたいと思いますが、朝起きてから夜寝るまでの順番で説明してみたいと思います。
個人的な体験をベースにお話ししますので、この記事をお読みになる方は、ご自身の生活サイクルに合わせて検討してみてください。
朝一番はイチョウから
私は朝起きて顔を洗い終わったら、まず最初にイチョウの葉っぱを粉にしたサプリを摂取しています。
イチョウは学名をGinkgo Bilobaというので、商品名としてはGinkgoと表示されているものも多く見かけます。
私の場合はiHerbから買ったDoctor’s Bestのイチョウサプリメントを利用しています。他にもたくさんの種類がありますが、この記事を書いている2021年3月時点で14,800の評価があり星の数が4.5の高評価なので上記を選んでみました。
基本的にハーブサプリはカプセルを割って、中身の粉末だけを口にしています。舌下(舌の裏側)に載せる感じでカプセルの中身を口に落とします。
サプリのカプセルは植物由来のセルロースとかヒプロメロースなどといったもが使われ安全ではありますが、かといって無駄に体へ入れることもないかなと思い、できるだけ中身だけを取るようにしています。
ただし、イチョウの場合は独特の味がするので、慣れないとちょっと無理かもしれません。
私も最初は「これは無理・・・」と思いましたが、3回目くらいには慣れてしまいました。ジワジワとイチョウ葉の粉末エキスが染み出す感覚を味わつつ、自然に口の中から唾液により胃へと移動するまでほっといています。
イチョウは血管を丈夫にし血流を改善
イチョウの成分であるフラボノイドとギンコライドが血管の酸化を抑止し、毛細血管を強化します。血管をしなやかにして広げる働きや、血液をサラサラにしてくれる効果もあります。
その結果、冷えや肩こりの改善、動脈硬化や高血圧、脳梗塞の予防が期待できます。
また、ギンコライドという成分には強力な抗酸化作用があり、活性酸素から脳細胞を守ってくれます。同時に脳の血流もよくなるため、認知力などの脳機能が向上します。
イチョウについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
エゾウコギ(エレウテロ)で心身を活性化
エゾウコギ(エレウテロ)は様々な効果があるアダプトゲンです。特に身体を目覚めさせ活性化させる作用があり、朝食前にはエゾウコギ(エレウテロ)を摂取しています。
エゾウコギ(エレウテロ)にはエレウテロサイドEと呼ばれる成分が含まれており、エレウテロサイドEはβエンドルフィンの血液血中濃度を上昇させます。このβエンドルフィンが耐勅や持久力を増強させ、脳機能においては中注力や記憶力を高めてくれます。
更に、βエンドルフィンは脳内モルヒネとも呼ばれ、継続してエゾウコギ(エレウテロ)を体に取り入れることで次第に多幸感で精神を満たしてくれるようになります。
朝食の前、イチョウが口の中からなくなったタイミングで、イチョウと同様、舌下にエゾウコギ(エレウテロ)を含み入れます。エゾウコギ(エレウテロ)は癖のない味です。
ウコギ科ウコギ属の植物で、根を粉末にしたサプリが市販されています。
エゾウコギ(エレウテロ)の効果効能
エゾウコギ(エレウテロ)はとても体のためになるハーブであり、心身の活性化だけではなく、免疫力の強化やストレスに負けない強いメンタルをもたらしてくれます。
視床下部⇒下垂体⇒副腎というストレスを引き起こす経路により、身体を闘争状態に変化させる機能があります。獲物を捕獲したり外敵から身を守るときに、心臓の拍動と強め、血圧を上昇させ、呼吸を早め、怒りなどの感情で精神を支配します。しかしながら、この機能が必要以上に働き過ぎると強力なストレスとなり、自分自身に跳ね返ってきます。
エゾウコギ(エレウテロ)は上記のようなストレス機能に作用し、不安を和らげるなどの鎮静化作用を発揮してくれます。
その他、自然治癒力を向上させ、滋養強壮・精力増強、糖尿病や高血圧などの生活習慣病予防などにエゾウコギは効果を発揮します。
エゾウコギについてはこちらに記事でも詳しく解説しています。
朝食後にはロディオラ
起床してからイチョウとエゾウコギを摂りますが、さらに朝食中、または朝食後にロディオラを摂取します。
ロディオラを食前に摂る人もいるようですが、渋みがあり空腹の胃には少しダメージとなりそうなので、朝食に合わせて摂取するようにしています。もちろん、カプセルのままであれば食前でも問題ないでしょう。私は前述のとおり、無駄なカプセルは体に入れたくないので、中身だけを摂るようにしています。
ロディオラもエゾウコギと同様に活性作用があります。そのため、摂取するのは朝の方が向いています。午後や夜になっての摂取は睡眠に支障をきたす可能性があります。
ロディオラの活性化作用は約8時間持続するといわれています。生体エネルギーを徐々に高め、夕方位まで効果が持続します。
ロディオラの効果
ロディオラの継続的な服用により、報酬系の脳内伝達物質であるβエンドルフィン濃度が高まります。エゾウコギのところでも触れましたが、脳内麻薬ともいわれるβエンドルフィンはモルヒネの65倍の効果があるといわれています。
また、ストレスホルモンであるコルチゾルの分泌を正常化してくれる作用があるため、朝にに摂ることでストレスに負けなず元気に一日を過ごせることができます。
そのほか、不安やうつの緩和、脳を酸化から保護し痴呆を予防、肝臓の保護、糖尿病や癌予防などの効果が、ロディオラにはあるといわれています。
朝食後のコーヒー
私は朝のコーヒーをどうしても欠かすことが出来ないのですが、コーヒーは気分をすっきりとさせてくれます。
一昔前までは、カフェインが体に良くないといった迷信がありましたが、最近の研究ではそれが誤解だという事が判明しています。
カフェインには抗酸化作用があり、内臓や脳を炎症から保護してくれます。また、肝臓がんの発症を1/2に低下させるという素晴らしい効果がカフェインにはあります。
カフェインの効果
抗酸化作用や肝臓がん抑止のみならず、細胞の癌化を防ぎ、アルツハイマーを予防する効果もカフェインにはあります。
更にうれしいことに、脂肪を分解するための酵素を活性化してくれるため、適度なカフェイン摂取はメタボ予防にもつながります。
また、カフェインには疲労回復の効果も期待できます。
コーヒーポリフェノールの効果
コーヒーにはワインと同等のポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールには抗酸化作用があるため、悪玉コレステロールの増加を防ぎ、動脈硬化を予防してくれます。
特にコーヒーに多く含まれているクロロゲン酸というポリフェノールは糖の吸収を抑止し、急激な血糖値の上昇を抑える働きがあります。
同時に副交感神経を刺激し高血圧を改善してくれたり、体内の脂肪酸分解促進の効果もあります。
コーヒーのニコチン酸
コーヒーにはニコチン酸という成分も含まれています。もちろんタバコのニコチンとは別物です。
コーヒーのニコチン酸はコレステロール値を低下させ、心筋梗塞を防いでくれる役割があります。更に善玉コレステロールの増加や脂肪分解、精神のリラックス効果、子宮体癌の抑止があるという研究報告もあります。
コーヒーとビタミン・ミネラルは同時摂取しない
コーヒーに含まれるクロロゲン酸やタンニンは亜鉛や鉄の吸収を阻害してしまいます。
また、コーヒーの利尿作用で水溶性のビタミンBやビタミンCは体外へ排出されやすくなります。鉄分の吸収にはビタミンCが必要なのですが、尿と共に排出されるため吸収効率が低下します。
私は朝のコーヒーがどうしても欠かせないので、上記の理由からマルチビタミン・ミネラルのサプリメントは同時摂取せず、夕食後に摂るようにしています。
朝のハーブ・サプリはここまで
さて、ここまでで朝のハーブ・サプリ等の摂取は完了です。その後、夕方までは特にハーブ・サプリのルーチンはありません。
日中、頓服として使うサプリ
夕方までは継続摂取するハーブ・サプリはないと書きましたが、頓服(困ったときに服用)として、日中に頑張りが必要な時だけ摂るサプリはあります。
気持ちを覚醒させ行動力を高めたいとき
飲んで1時間もかからず、即効で効果が発揮され、集中力や行動力を高めるサプリがあります。
チロシンというアミノ酸です。チロシンはドーパミンやノルアドレナリン、アドレナリンの前駆体(元になる成分)です。
ドーパミン効果で特にメンタル的なパワーが上昇しますし、ドーパミンがノルアドレナリンやアドレナリンに変換された後は肉体的なパワーがピークに達します。
特にノルアドレナリン、アドレナリンは体を戦闘態勢にしてくれます。戦闘態勢にならねばというときに時間がかかっていては敵にやられてしまうので即効性があるのかな、なんて勝手に想像してます・・・
ドーパミン
ドーパミンはやる気、集中力、意欲向上、思考、意識に関与する成分です。とても気分が上がります。ドーパミンは別名、上機嫌ホルモンとも呼ばれています。
ノルアドレナリン
ノルアドレナリンにより交感神経が高まり、基礎代謝が増加します。まさに戦闘態勢万全の状況に心身をもっていってくれますが、そのため血圧も上昇していしまいます(高血圧の人は控えましょう)。
アドレナリン
アドレナリンは心拍数を上げ、血糖を上昇させ、攻撃でも逃避でも、いつでも全力OKの状態に持っていきます。
チロシンについてはこちらの記事で詳細を説明しています。
疲れがたまってしまったら
日中、精神的、あるいは肉体的な疲れがたまってしまったときはマカを摂っています。
日本では高額なイメージがあるマカですが、海外では100カプセル(1カプセル当たり500mg)のマカが1,200円程度で買えてしまいます。
言うまでもなく滋養強壮効果が高い植物ですし、安価に買うことが出来るので惜しげもなく使っています。
アスリート御用達のクレアチン
クレアチンと言えば、ボディービルダーなど筋トレに取り組んでいる人が利用するというイメージが強いと思います。
筋肉に細胞レベルでエネルギーを与えてくれるクレアチンですが、実はメンタルや脳機能向上にも効果があります。そのため、頭が疲れたような時に使っています。クレアチンも海外のショップだと1,000円代で買えてしまいます。
夕方以降はセロトニンが効果を発揮します。
さて、臨時で使用するハーブ・サプリの説明で少し横道にそれてしまいましたが、日々の継続摂取ということに話を戻したいと思います。
朝から夕方まで、脳も体も、もちろんメンタルもエネルギッシュに活動してきました。一日の仕事もひと段落してきたら、こんどは心身を鎮静化させ、穏やかに安らぎに中で過ごしたいものです。
こうしたタイミングでは、座禅などのマインドフルネスがとても効果的だと思います。これに加えてハーブ・サプリのなかにも役立つものがあります。
午後3時以降のハーブ・サプリは、脳内のセロトニン濃度を適切に保つといった目的で使用しています。
セロトニン濃度が適切であれば、創造性が豊かになり、希望に満ち、楽観的に物事を捉えることが出来るようになります。心は穏やかさを取り戻し、怒りや不安を消し去ってくれます。
サンシャインハーブ
セロトニン効果を高めるために、私はセントジョーンズワートを摂っています。夕食の少し前くらいの時間に摂取することで、心が安らぎ安穏とした心持で夜の時間帯を迎えることが可能となります。
もちろん、まったりとし過ぎて、行動力が削がれてしまうという訳ではありません。気分の安定と向上、神経系の回復と強壮が両立されるような状態を、セントジョーンズワートにより得ることができます。
セントジョーンズワートには精神を穏やかに安定させ、創造性や集中力を高める作用があり、別名サンシャインハーブとも言われています。楽観的に物事を捉えることが出来るようになり、メンタルにとても効果があると感じます。
これはセントジョーンズワートに含まれる成分が、脳内のセロトニンを減らさないよう濃度を適切に維持してくれる働きによるものです。
安眠効果も
更にセロトニンは夜になるとメラトニンという成分に変化します。
メラトニンは安眠・熟睡を主る脳内神経伝達物質です。セントジョーンズワートを摂ることで、セロトニン濃度が高まり、気持ちが穏やかになります。更にメラトニンへと変化することで翌朝までぐっすりと眠ることが出来ます。
質の高い睡眠というのは味わってみないとその良さが分かりずらいと思いますが、ぐっすりと眠り、朝自然に目覚めたときの気持ちよさは何にも代えがたい感覚です。
熟睡できないと、朝起きたときに不安感に心が支配されてしまうことがあります。しかしながら、しっかりと質の高い睡眠をとることが出来れば、幸福感と共に目覚めます。もちろん、一日の活動性は非常に高まります。
セロトニンやセントジョーンズワートについてはこちらの記事にて詳しく解説しています。
夜はテアニンも
テアニンはお茶のうまみ成分でもあり、心身のリラックスに役立ちます。テアニンは脳内でセロトニン濃度を高め、興奮を鎮め緊張を和らげてくれます。
テアニンを摂取すると、1時間弱でリラックスしたときに現れるα波という脳波が出現します。興奮した脳が鎮静化されるため、ストレスが低減されます。
また、α波が増えるに伴い、筋肉が弛緩し血管が拡張するため血行が良くなり、冷え性も改善されます。
もちろん、脳の興奮が抑えられ神経が鎮静化するので、寝つきもよくなり起床時の爽快感も増加します。
テアニンは血液脳関門を通過する
有害な成分が脳に送られないようにするために、体には血液脳関門という仕組みが備わっています。テアニンは血液脳関門をそのまま通過できるため、摂取後すぐにセロトニンやメラトニン、BABAの適度な調整を行うことが出来ます。
セロトニンなどの濃度が高まる効果で不安が減り、安定した精神状態で一日を終えることが出来るのです。
テアニンのその他効果
テアニンはPMSや更年期の諸症状を改善します。また、活性酸素による細胞の酸化損傷を減少させることでアンチエイジングの効果もあります。
その他、肝臓の解毒作用を高める、学習・記憶・認知機能を改善する、気分を安定させる、抗ストレスなど様々な効き目がテアニンにはあります。
私が使っているテアニンはこちらはこちらです。
あくまでも私のハーブ・サプリ摂取の紹介です
長々と書いてきましたが、以上のことは私自身の体で試している内容です。人の体は十人十色、いろいろな体質がありますので、参考程度に捉えていただければと思います。
今回の記事のまとめ
- ハーブ関連製品、サプリメント等の取り扱いや摂取に関しては、商品説明に記載されている注意事項などをよく確認しましょう。
- 本記事は診断、治療または医療アドバイスを提供しているのではありません。この記事の内容は情報提供のみを目的としています。
- 診断や治療に関する医療や健康については、医師または他の医療専門家に相談してください。
- この記事にある情報は医療専門家のアドバイスに代わるものではありません。また、紹介された特定の製品についての感想は、診断、治療、治癒または疾患の予防ができると承認されているものではありません。
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