【重要:アダプトゲン7選】ストレス耐性を高め、精神と肉体のエネルギー向上させるには?

みなさんは生活の中にハーブを取り入れていますか?ハーブティーとして楽しんだり、入浴剤として利用したり、様々な場面で私たちは植物からの恩恵を授かっています。

また、漢方やアーユルベーダ医学においても薬用植物は、とても重要な位置を占めています。3千年以上に及ぶ歴史において、その効能が証明されています。

そして、現代医学的にも注目され、世界中で成分や効果、摂取の仕方についての研究が進んでいます。

こうしたなかで、特にアダプトゲンと呼ばれる部類に属するハーブ類に注目が集まっています。

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ストレス耐性を高め、心と体の活力を向上させる方法

ストレスで気持ちが落ち込んでいる。慢性的に疲労が積み重なりとても辛い。

このような悩みを抱えてはいませんか?

ストレスと慢性疲労

気持ちが落ち込んだ状態を放置していても、ストレス源が排除できなければ回復は難しいかもしれません。心と体の疲労は、更に溜まってしまうことでしょう。そのような状況が長く続いてしまうと、うつ病などの精神疾患に陥ってしまう可能性があります。

ストレスにより免疫力も下がり風邪をひきやすい体質になってしまいます。

また、行動力や生産性だって低下してしまうことでしょう。

さらに、ストレスは性的機能にも影響します。性欲減退はもとより、女性であれば生理不順や更年期障害の症状悪化、男性なら精子減少、生殖能力低下などに至る可能性もあります。

ミラクルハーブ

気持ちの落ち込みや慢性疲労などの悩みを解決し、活気みなぎる精神と肉体を手に入れたくはありませんか?

メンタルがアップし体も元気になれば、自ずと活動力や免疫力、性的機能も向上します。記憶力や集中力、思考力、認知機能だって改善されます。

そして、こうした問題はアダプトゲンにより解決できる可能性があります。

今回の記事を読んで理解できること

ストレスに強くなり、また心と体のエネルギーを増加させるにはアダプトゲンが役立ちます。

アダプトゲンにより、活気に満ちた行動力を獲得できます。風邪やインフルエンザ、コロナウイルスに負けないような免疫力の向上にも、アダプトゲンは非常に有効です。

アダプトゲンとは?

さて、アダプトゲンとは何でしょうか。

アダプトゲンとは、自然界に存在する薬用植物の分類です。ほとんどのアダプトゲンに分類される植物は、厳しい自然環境課に生息し、非常に強い生命力を持っています。

そして、私たち人間が受ける肉体的、または精神的なストレスに対する適応能力を高めるという意味で、アダプトゲン(Adapt)と名付けられています。

アダプトゲンは漢方医学や、アーユルベーダ医学のなかで扱われる薬用植物でもあり、3千年以上の経験に裏付けられた実績をもち、また現代医学においても、その有用性が注目されています。

アダプトゲンの条件

アダプトゲンに分類される薬用植物、ハーブの条件について説明します。

第1番目の条件として、毒性がない、人体に無害であるということが挙げられます。もちろん、どんな食べ物であっても言えることですが、短期間で大量に摂取しないことが前提になるのは言うまでもないでしょう。

2番目の条件は、体の生理機能を正常に導く作用があるということです。特徴的なのは、低下した機能を興奮させるとか、または興奮した機能を鎮静化するのみといった、一方だけの作用ではなく、方向性に関係なく正常化のために働くということです。細胞レベルでエネルギーを増加させ、体や心の活力を高めます。内分泌や免疫システムのバランスを保ちながら、心身を活性化させるのがアダプトゲンの2番目の条件です。

3番目の条件は、心と体が受けるストレスに対する多角的な作用が発揮できることです。全身の抵抗力を高め、ストレスに強い心身に導いてくれます。

無害・毒性がない(過剰摂取しない限り)
生理的な正常化作用がある
ストレスに対する多角的な作用機序がある

アダプトゲンの作用機序

次にアダプトゲンの作用機序について、簡単にお話ししたいと思います。

人間の体には元来、外的なストレスに対応するための仕組みが備わっています。しかしながら、長期間ストレスに抑圧されたままの状態が続くと、その機能が低下してしまいます。

アダプトゲン視床下部 – 下垂体 – 副腎というストレスに対処する仕組みに働きかけ、疲れ切ったストレス対応機能を修復させます。

また、アダプトゲン神経細胞や内分泌系器官に個別に働きかけ、免疫力を高めるような働きをする種類もあります。

アダプトゲンに分類される薬用ハーブ

アダプトゲンに分類される薬用ハーブは十数種類存在します。

  • ロディオラ
  • アシュワガンダ
  • エゾウコギ
  • マカ
  • 高麗人参
  • リコリス(甘草)
  • 冬虫夏草
  • 朝鮮五味子
  • ホーリーバジル
  • イボツヅラフジ
  • アマチャヅル
  • 霊芝
  • 党参 
  • ルージァカルタモイデス
  • チャーガ

これらの中からロディオラアシュワガンダエゾウコギマカ高麗人参リコリス冬虫夏草の7種について、それぞれの特徴などを説明したいと思います。

ロディオラ(イワベンケイ)

ロディオラはアダプトゲンに分類される薬用ハーブのなかでも最も有効、かつ万能と呼ばれる植物です。酸素濃度が低く、気温も低い、標高3,000メートルの高地に生息し、非常に生命力の強い植物です。その効果効能は多方面に及びますが、脳や全身の活性化が特に注目されるポイントです。

気持ちが充実し、やる気がみなぎり、肉体的には滋養強壮持久力向上などの効能があります。また、ストレスが加わった際に分泌されるホルモンを正常化に導き、心を支配する不安を解消する効果も期待できます。生体エネルギーが増加するため、慢性疲労に悩む人には適したハーブかと思われます。

そのほかにも、ロディオラにはいろいろな効果があります。脳を酸化損傷から保護する、記憶力が向上する、高血圧が改善する、肝臓を保護する、動脈を保護する、糖尿病を予防する、がんを予防する、高山病に効く早漏を改善するなどの効果があるといわれています。

アシュワガンダ

アシュワガンダはナス科の常緑低木で、根から抽出されたエキスが利用されます。インドやスリランカを中心とした地域で発展してきた伝統医療であるアーユルベーダ医学で大切に守られ、人々の健康のために使われてきたハーブです。安眠効果生理機能恒常性の安定化が、アシュワガンダの特徴です。

安眠効果については、寝つきが良くなり朝目覚めたときの熟睡感が得られます。また、生理機能や恒常性の安定化により、疲れにくい体質に改善できることが期待できるでしょう。

そして、アシュワガンダストレス緩和不安低減効果も期待できます。怒りや不安などの支配は苦しみに他なりませんが、気持ちを穏やかにすることで、楽な心持平常心で日常生活を過ごすことができるようになります。

さらにアシュワガンダはインドのバイアグラなどという例え方をされる場合があります。バイアグラといえば男性向けの薬ですが、アシュワガンダ男性の勃起力増強だけではなく、女性の性機能改善、性欲亢進もサポートします。

アシュワガンダには、他にも多くの効能があります。体内の炎症を軽減する、白血球を増加させる、免疫グロブリンを活性化させるなどといった免疫力向上効果、記憶力・認知機能の向上甲状腺機能正常化老化防止抗癌血液浄化解毒作用高血圧改善糖尿病改善関節痛や腰痛の緩和などもアシュワガンダによる恩恵となります。

エゾウコギ

エゾウコギは寒暖差が70℃以上にもなる原生林に自生します。過酷な環境下に育ち、環境適応力や恒常性維持機能を高める貴重な植物で、薬効成分は主に根の皮にあります。また、茎や枝葉にも効能があり、葉は食用としても使えます。

エゾウコギの最大の特徴は、別名幸福ホルモンともいわれているエンドルフィンの分泌を促進することです。エンドルフィン分泌が盛んになることで、多幸感に満たされ、ストレス耐性が高まることが特徴です。エンドルフィンはモルヒネの65倍の鎮痛効果があるとされており、心の不安や苦しみを和らげる効果があると思われます。

そのほかの特徴として、疲労回復、抗ストレス、自然治癒力増強、抗酸化作用による細胞保護、免疫力向上なども挙げられます。

さらに、エゾウコギ糖尿病、高血圧などの生活習慣病予防にも役に立つ薬用植物です。血行も改善されることから、頭痛肩こり冷え性などに対する効果も期待できます。

また、エゾウコギには女性の更年期に減少するエストロゲンを補完する成分が含まれており、更年期障害骨粗しょう症にも効果を期待できます。これは男性にも良い影響を与え、前立腺癌の予防効果につながります。

マカ

マカはペルーとボリビアの北部に生息しています。海抜4000~5000メートルの、恒久的に雪の帽子を被っている高地で育ちます。世界で最も高い標高で育つ食用作物なのですが、標高を抜きにしても作物にとって非常に困難な環境に育ちます。一年中、凍結温度から15℃までの範囲で気温の変動があります。降水量に関しては、干ばつの際ですら湿度はかなり高いままです。その結果、成長期を含めて霜が頻繁に発生します。これらの環境ストレス要因のすべてが、植物としての生命力、環境適応能力を育み、マカの効能となって現れているかもしれません。

マカの効能は性機能向上です。男性にも女性にも適していて滋養強壮精力増強性欲亢進作用があります。男性であれば勃起力増強も見逃せない効果ではないでしょうか。

また、更年期に関連した諸症状にも効果的で、イライラ不安憂鬱ホットフラッシュ発汗肩こり頭痛骨粗しょう症の予防に効果があるといわれています。

そのほか、マカには内分泌系全体を良好な状態に改善し、新陳代謝を盛んにしたり、美容効果抗酸化作用による動脈硬化予防が期待できます。

高麗人参(朝鮮ニンジン)

高麗人参は中国東北部から朝鮮半島にかけて自生しており、東洋では古来より滋養強壮剤として知られています。根を乾燥させたものが漢方薬として扱われています。

野菜として店で売られているニンジンはセリ科の植物で高麗人参とは別の種類です。先ほど説明したエゾウコギも高麗人参と同じウコギ科ですが、エゾウコギはウコギ科ウコギ属、高麗人参はウコギ科トチバニンジン属で類縁関係は薄く、有効成分も異なる植物です。しかしながら、ウコギ科の植物には薬効の高いものが多いということは言えると思います。

高麗人参は、低血圧貧血冷え性など、『女性に適した薬効』があります。自律神経を調整し、赤血球を増加させ、全身の血行を改善します。また、美容効果も知られています。

また、高麗人参は男女両方に適した薬効もあります。加齢による認知機能の低下防止、自律神経の調整、心身の倦怠感や不定愁訴の軽減、コレステロール分解による動脈硬化予防などの効果があるといわれています。

リコリス(甘草)

リコリスには抗酸化作用肝臓の解毒作用強化アレルギー抑制による痒みの除去などの効能があるといわれています。また、女性ホルモンのバランスを整える作用や抗ストレス免疫力向上などの効能があります。

冬虫夏草

冬虫夏草(とうちゅうかそう)がん予防や抑止生活習慣病予防老化防止などの効能が有名です。生活習慣病予防としては、動脈硬化や糖尿病予防高血圧や低血圧の改善などがあります。

また、代謝酵素の活性化作用により体の老化に効果があるとされています。その他、免疫力強化、抗酸化作用、骨粗しょう症予防、腎臓の繊維化や炎症抑止、ストレス耐性強化も期待できます。

お茶?サプリ?それとも育てる?

いかがでしたでしょうか?

代表的な7つのアダプトゲンについての説明は以上となります。薬用ハーブはお茶やサプリメントから取ることが出来ますが、なかには自分で育てるところから楽しむ人もいます。

お気に入りのハーブ・サプリショップ・iHerb

それぞれの人や症状にあったものを、ごく少量から始めることが大切です。

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